テーマで巡るイタリア 〜ミモザの日〜 を開催しました

Il Giorno della Mimosa(ミモザの日)とは

世界的に行われる3月8日の「国際女性デー」は、イタリアでは「Festa della donna(フェスタ・デッラ・ドンナ)」もしくは「L’otto marzo(オット・マルツォ:3月8日)」と呼ばれていますが、この日のシンボルがミモザの花であることから、一般に「ミモザの日(Il giorno della mimosa)」として広く親しまれています。

この日は、この時期にシーズンを迎える黄色い花「ミモザ」を男性から女性にプレゼントするのが習慣です。ひな祭りのように小さい女の子だけではなく、おばあちゃんになっても、ずっとお祝いしてもらえる女性にとっては素敵な一日。男性は街の至るところに出る屋台でミモザの花束を購入し、妻や恋人だけではなく、母親や祖母まで、年齢に関係なくミモザをプレゼントします。また、女性が街を歩いていると「Auguri!(アウグーリ:おめでとう)」「フェスタ・デッラ・ドンナ!!」と沢山の人が声をかけてくれ、女性であることに喜びを感じられる一日。そしてこの日、女性は家事から開放され、リストランテがどこも女子会で満席になってしまうほど街中の賑わいが続きます。

 

新潟イタリア協会のイベントテーマとして

昨年から新潟イタリア協会のイベントの一つとして始まった、この「ミモザの日」。イタリアに習い、協会の女性会員の参加者に感謝の気持ちを込めてミモザをプレゼントしています。

会場は昨年と同じ新潟市古町にあるリストランテ「アンフォラ(La Anfora)」さん。長谷川副会長がミモザをテーマにしたお料理をオーダー。乾杯もカクテルの「ミモザ」と、ミモザが溢れるセッティングをしていただきました。

お料理はアンフォラのオーナーシェフ、本間さんお得意のボリュームたっぷりのシチリア料理を堪能しました。また、今回ベガン(Began)の料理もお願いしたのですが、一人前でもきちんと作っていただきました。先日のブルネッロさんでもそうでしたが、新潟のイタリア料理人の方々は本当にすごいと感じます。

趣旨も解りやすく、また、参加した方々の笑顔も数倍になるこの素敵なイベントは、今後、当協会の定番イベントとして、長く続けていきたいと思っています。

ご参加いただきました皆様ありがとうございました。そして、参加が叶わなかった方々、次回のイベントでまたお会いしましょう。

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