イタリア料理食べ歩きの会『テーマで巡るイタリアン(仮称)〜エミリア・ロマーニャ州 〜』
第一回 〜エミリア=ロマーニャ州〜
イタリア20州の料理を新潟で食べ歩くなど、イタリアをテーマとして様々な企画を今後開催することは先日お伝えしましたが、記念すべき第一回目は、6月20日(土)に行われたイベント打ち上げ会場のオステリア・バッコさん。テーマに選んだ州は「エミリア=ロマーニャ州」です。
ご存知、エミリア=ロマーニャ州はボローニャをはじめパルマやモデナ、フェラーラといったルネサンス都市を擁する、文化・観光の中心地となっているイタリア北東部の州です。
特に州都ボローニャは、オーナーシェフの三善さんが修行された土地。「酒蔵でイタリアに染まっCiao!」でも、ボローニャの名物料理である「タリアテッレ・アッラ・ボロニェーゼ」をご提供いただき、来場者に大好評だったのは記憶に新しいところです。
まずは一品目、アンティパスト(前菜)として「ティジェッラとアッフェタートミスト」。最初から大変珍しい郷土料理を出していただきました。
ティジェッラ(tigella)はエミリア=ロマーニャ州の家庭でよく食べられているパンで、現地ではいろいろなものを挟んで食べるという説明がありました。今回は切れ目を入れたティジェッラにパルミジャーノと生クリームを合わせた「クレーマ」、アッフェタート(Affetato:生ハムやサラミの切り落とし)、ルッコラを挟んでいただきました。(ピント合ってなくてすみません!)
食べてみると外側はサックリ、中はもっちりとマフィンに近い感じで抜群の食感、ビールや白ワインにもとてもよく合いました。
三善シェフが手に持っているのはティジェッラを焼く専用の焼き器 「ティジェリエラ(tigelliera)」。形どってある模様はボローニャのシンボル「Due torre」。焼きあがったティジェッラにもくっきりとその模様が浮き上がっています。参加したメンバーも三善さんの説明に熱心に聞き入っていました。
一品目ですっかり長くなってしまいましたがまだまだ続きます、どうぞお楽しみに。